RSA Japan Fellows’ Network主催の学会にてセミナー開催

29 May, 2018

RSA Japan Fellows’ Network主催の学会にてセミナー開催

5月15日(火)、RSA Japan Fellows’ Network(以下、RSA JFN)主催の学会にてJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントと共同でセミナーを行いました。

RSA JFNは、多くの人々のために、小さなアイデアや新しいアイデアを育て、よりよい社会を築くために実際のアクションを起こすことをミッションとし、英国ロンドンを本部とするRSA(Royal Society for the encouragement of Arts, Manufactures and Commerce)の日本在住のフェローが運営している非営利の任意団体です。

RSA JFNは、日本の新しく面白いアイデアはもちろん、多くの埋もれている叡智や技術を再発見・再認識し、グローバル・インテリジェンスへと転換することに挑戦しています。 今回のセミナーでは日本における働き方改革の一つであるワーキング・スペースの改善にフォーカスし、感性を生かした環境が従業員の幸福度や生産性の向上にどのように貢献するのかをお話しました。

香りのパートではオフィスにおける香りの需要や導入事例の紹介を行い、香りがあるオフィスと、香りがないオフィスの違いを体感していただきました。 セミナーには、アーティスト、マーケターなど様々な職種、バックグラウンドや国籍の違う20名の方々に参加いただきました。グループディスカッションでは「理想的なオフィスとは?」「実際にオフィスに取り入れた場合はどうなる?」など、香りと音のある空間について意見交換を行いました。

「(香りと音は)見えないものだからこそ重要だと気付いた」「一緒に働く同僚を思いやる気持ちが必要だと感じた」など、これまで仕事をするだけの空間であったオフィスを別の視点から見て気づきの声をたくさんいただきました。

今後、ますますオフィス環境や働き方に多様性が求められるようになります。「働く場所」に何が求められるのか、これからどう変化していくのかに注目が集まっています。

▼RSA JFNの公式サイトにもレポートを掲載いただきました。 働き方改革:感性による快適なオフィス空間 
https://www.thersajapan.org/single-post/2018/05/23/Senses-at-Work:Improving-the-workplace-via-sensory-stimulation